勤怠管理、Excelのままで大丈夫?限界サインと移行の現実解
タイムカードを月末にまとめてExcelへ入力し、実働時間と残業を計算する。多くの会社で続けられてきたやり方です。人数が少ないうちは、これで十分に回ります。
ただ、従業員が増えたり、雇用の形が多様になったりすると、同じやり方が急に重たくなります。この記事では、Excelでの勤怠管理が限界に近づいているサイン、そこからの選択肢、選ぶときの判断基準を整理します。
Excelでの勤怠管理が限界に近づいているサイン
次のようなことが起きていたら、仕組みを見直す時期かもしれません。
- 月末の集計に半日以上かかっていて、ほかの業務が止まる
- 退勤の打刻忘れに気づくのが翌月で、本人に確認して回ることになる
- 誰がどれくらい残業しているかが、集計し終わるまで分からない
- 同じファイルを複数人が開いて、どれが最新か分からなくなることがある
- 集計のルールが担当者の頭の中にしかなく、その人が休むと止まる
特に負担が大きいのは、3つ目と5つ目です。残業時間は集計してから分かるのでは遅く、月の途中で把握できないと手の打ちようがありません。集計ルールの属人化も、担当者が代わるときに引き継ぎでつまずきやすい部分です。
選択肢は3つあります
勤怠管理の見直しでは、おおよそ次の3つが候補になります。
| 選択肢 | 向いている状況 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| Excelを続ける | 従業員が少なく、勤務の形が単純 | 人数が増えるほど集計の負担が増えやすい |
| 既製のサービスを導入する | 就業ルールが一般的な形に近い | 自社の運用に合わない部分は、運用側を合わせることが多い |
| 自社の就業ルールに合わせて作る | 独自の締め日やシフト、手当のルールがある | 何を作るかを決める工程が必要になる |
どれが正解ということはなく、会社の状況によって答えは変わります。既製のサービスは導入が早い一方で、細かい部分が合わないという声も聞かれます。逆に、自社に合わせて作る場合は、要件を決める手間が最初にかかります。
選ぶときの4つの判断基準
1. 就業ルールが一般的な形かどうか
所定労働時間、休憩の取り方、残業や深夜・休日の計算、締め日。これらが一般的な形に近いほど、既製のサービスが合いやすくなります。逆に、事業所ごとに締め日が違う、直行直帰が多い、手当の計算に独自ルールがあるといった場合は、合わせ込みが必要になります。
2. 給与計算にどう渡しているか
勤怠の集計結果は、最終的に給与計算へ渡ります。いま使っている給与計算ソフトに、どの形式で取り込むのか。ここが自動化できるかどうかで、月末の負担は大きく変わります。
3. 現場が無理なく使えるか
打刻するのは、パソコンに慣れた人ばかりではありません。ボタンが多い画面や、手順の分かりにくい画面は、結局使われなくなります。押すボタンが少なく、迷わない画面かどうかは重要な観点です。
4. あとから広げられるか
最初から残業申請、有給管理、シフト作成まで一度に作ろうとすると、大きな話になります。まず打刻と集計だけを整えて、必要になったところから足していく進め方のほうが、現実的に進みやすくなります。
実際に触って確かめてみてください
言葉で読むより、動く画面を触るほうが早く判断できます。株式会社ヒューマンモードでは、勤怠管理のデモを公開しています。登録は不要で、その場で操作していただけます。
デモでは、次のようなことを試せます。
- 出勤・退勤・休憩をワンタップで打刻する(押せるボタンだけが有効になります)
- 実働・残業・遅刻・打刻漏れが自動で集計される様子を見る
- 集計単位を1分と15分で切り替える
- 給与計算に渡すためのCSVを書き出す
- 月45時間に近づいた残業が、管理者の画面で知らされるのを確認する
デモの会社名や従業員名、数値はすべて架空のもので、操作した内容はブラウザの中にだけ保存されます。まずは触ってみて、「うちならここが違う」という点を見つけていただくのがおすすめです。その違いが、そのまま作るときの要件になります。
実際の開発では、貴社の就業規則に合わせて作り込みます。所定労働時間や休憩の扱い、残業の計算ルール、締め日、給与計算ソフトへの受け渡し形式、従業員ごとのログインと権限などを個別に設計します。
小さく始めるときの費用の目安
株式会社ヒューマンモードの料金は次のとおりです。
- おためし開発:10万円〜(最短1日〜2週間)。まず動くものを見たい場合や、打刻と集計だけを先に整えたい場合に向いています
- しっかり開発:50万円〜(2週間〜2ヵ月)。本番運用まで見据えて、画面デザインや管理機能まで含めて作ります
- 運用・改善サポート:月額3万円〜。公開後の機能追加や改善を継続してお手伝いします
いずれも内容によって変わりますので、事前にお見積りをお出しします。まずは打刻と集計から小さく始めて、残業申請や有給管理は必要になってから足す、という進め方をおすすめしています。
貴社の就業規則ならどうなるか、いくらでできそうかは、状況を伺えば具体的にご提案できます。無料相談はこちらからお気軽にご連絡ください。無理な営業のご連絡はいたしません。
よくある質問
Q. 勤怠管理システムを自作した場合、法律上の問題はありませんか?
一般に、使用者には労働時間を適正に把握することが求められており、厚生労働省もそのための考え方を示しています。仕組みが自作かどうかではなく、始業・終業の時刻を客観的に記録し、あとから確認できる状態になっているかが要点とされています。判断に迷う部分は社会保険労務士の方に確認いただくのが確実です。開発の面では、打刻の記録を残し、修正した場合は修正した事実も残るように設計します。
Q. これまでExcelでためた勤怠データはどうなりますか?
取り込めるように設計します。従業員名簿や過去の勤怠記録は、いまお使いのファイル形式のまま取り込めるようにするのが一般的な進め方です。すべてを移す必要がない場合もありますので、どこまで移すかはご相談しながら決めていきます。
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登録不要でそのまま操作できます。実際の画面で使い勝手をご確認ください。